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茶梅

台湾の国花は梅の花。
そして、台湾で有名な農産物のひとつが「梅」でもあります。
そんな台湾の名物、梅を使った「茶梅」をご存知ですか?
お茶請けにもぴったりで、烏龍茶の茶葉を一緒に漬け込んだ甘くてほんのり酸っぱい茶梅。
食べ始めると止まらなくなる、オススメ茶梅4品を紹介します。

@紫蘇梅
梅ママ、楊さんが作る手作りの梅漬け
梅ママの愛称で親しまれる楊さん。
彼女が管理する台東の農園「返樸園」で栽培・収穫した梅を、自家製の梅食品として販売するこだわりの店が「古意梅舗」。
農園「返樸園」の広さは8ヘクタール、化学肥料や農薬を使わない有機栽培をしているそうです。
草取りなどもすべて人の手で行われるこの農園で、梅が収穫されています。

紫蘇梅の原料は梅の他、有機栽培の紫蘇、氷砂糖、塩だけ。
陶器の瓶の中で5年漬け込んだこの梅漬けは、甘いだけの茶梅と違って、紫蘇の香りもして酸っぱくて、日本の梅干しを食べ慣れている私にはちょうどよい酸味とほのかな甘み、そしてしょっぱすぎない塩加減です。
梅の果肉は厚いものもあれば小振りなものもミックスされていて、カリッとした梅漬けではなくてしんなりしています。
5年も漬けられて熟成しているので、果肉は驚くほどソフト、とけるような感じです。
涼しい場所で保管して、置いておけば置いておくほど味がよりまろやかになっていく梅漬けです。

A凍頂茶梅
肉厚な梅は噛み応えアリ
中国産のプーアル茶や台湾産の凍頂烏龍茶、東方美人茶を扱う茶葉店「沁園」にある茶梅も、行けば必ず買ってしまう品です。
台湾で有名な梅の産地といえば、南投縣の「信義」という場所(南投縣の水里も有名)。
「これは信義の梅ですか?」なんて質問できれば、アナタも台湾通間違いなし。
ほかには嘉義縣の梅山郷も有名な産地です。

沁園で買える茶梅は、信義産の梅を使ったもの。
梅と一緒に凍頂烏龍茶の茶葉や麦芽糖、塩を入れて、4ヶ月ほど漬けたのがこちらの「凍頂茶梅」です。
梅の実自体が大粒で果肉も厚くて、噛み応え十分。
こちらもしんなりした梅漬けですが、重量感が今回紹介する中で一番!
酸味は少ないものの、疲れた身体にもちょうどいい、しつこくない甘みです。
凍頂烏龍茶の茶葉も一緒に噛むとほのかにお茶の味がします。

B陳年梅
肉厚で濃厚な味の梅漬け
極上のこだわりある台湾産茶葉を扱う「奇古堂」にも茶梅があります。
紹介するのは「陳年梅」。
長く漬け込んだ梅は、アルコールのような感じがあります。
果肉の軟らかさからも肉厚な梅だとわかって、濃厚な味に感じられます。

酸味よりも甘さが強く、しかしお茶請けにしても台湾産のお茶の味を邪魔しない梅漬け。
茶葉と一緒に求める人も多いのもわかります(価格は店舗で確認を)。

C茶梅
お茶のおともに
台中に本店を置き、台湾北部や中部、南部にも支店を持つ茶芸館「耕讀園書香茶坊」。
台北市内にも2店あり、骨董風の家具が店内に置かれ、落ち着きある空間で長居ができる正統派茶芸館として人気があります。
ここにも茶梅があって、お茶請けにピッタリ。
しんなりした梅漬けには、烏龍茶葉も一緒に漬け込まれています。
ここの茶梅は甘くてジューシー、続けて食べると満腹感がやってくるので、ちょっと数粒つまむのがちょうどいいんです。

今回紹介した茶梅以外にも、いろんなお店で茶梅を目にします。
中には、香料が使われていたり、甘すぎたりなど、粗悪なものないわけではありません。
自分用に、お土産に買う前に、試食できるところであれば試食して、自分好みの茶梅をみつけてみてください。


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