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日本人は「英語」が苦手?

日本人は英語が苦手だとはよく言われることです。では、なぜ苦手なのでしょうか。日本人が他の日英語圏の国よりも英語を勉強しないのではありません。日本人は、中学校から英語を習いはじめ、少なくとも3年間、義務教育の中で勉強しなければなりません。さらに、高校で3年間、通常6年間英語を勉強する日本人がほとんどです。しかも、ほぼ毎日授業があるのです。(6年間でほぼ1,000時間程度です)さらに大学に進学すれば、最低でも8年、長ければ、合計10年間英語を勉強することになり、単語の数だけみても、高校受験で、1000〜1500語。大学受験ともなれば、最低でも7000語近くの単語を覚えることになります。
アメリカ国務省の付属機関のForeign Service Institute(FSI)は、1973年4月に「FSIにおける外国語スピーキング絶対能力の伸び率」(Expected Levels of Absolute Speaking Proficiency in Languages Taught at the Foreign Service Institute)というチャートを発表しました。それは、英語を母国語とするアメリカ人が、どの言語をどのくらいの期間(時間)学習すると、どの程度のレベルのスピーキング能力に到達するかを示したものです。まず、言語学習のしやすい言語としにくい言語を、そして学習するのに時間のかからない言語と時間のかかる言語とによって、対象となる諸言語を大きく4つのグループに分けてみてみると、日本語、韓国語、中国語、アラビア語が最も習得しにくい言語のグループに入っていたのである。つまり、英語を母国語とする人たちにとって、日本語や韓国語は最も学習しにくい言語になる。同時にこれは、日本人や韓国人にとっても、英語を習得するのが並大抵のことではないということがわかります。ちなみに、平均的な言語適性を持つアメリカ人が、最も習得しやすい言語のグループであるオランダ語を言語能力ゼロの状態から「一般的な言語学習の完成レベル」にほぼ960時間で到達するのに対して、日本語や韓国語の場合、2,400〜2,760時間かかるとされています。つまり、オランダ人たちが英語を習得するのは簡単だということになり、彼らのTOEFLの成績が飛び抜けて良いのも、うなずける話なのです。


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