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英語の歴史
英語の歴史は3つに大別されます。
1つ目は古英語と呼ばれるもので、5世紀の半ばから12世紀を中心にイングランドで使われた、インド・ヨーロッパ語族であるゲルマン語派に属し、現代の英語の祖先にあたる言語です。言語学者によっては西ゲルマン語群に分類する言語学者もいます。ドイツ語の祖先に当たる古ドイツ語とは近縁の関係にあります。辞書などではしばしば 「OE」 と略記することもあります。現在は死語と化している状態です。
2つ目に中英語と呼ばれるものがあります。この中英語は、1066年のノルマン・コンクエスト以後15世紀後半頃までに使われた英語の名称です。特徴として、文章に方言による大きな揺れが見られます。印刷の普及によって、古英語の時代に用いられたウェストサクソン方言にかわり、ロンドンの方言(東アングリア方言)をもとに文語が形成されます。また、この頃のスコットランドの南東部に位置する、ノーザンブリア方言がスコットランド人の話す英語、いわゆるスコットランド語につながっていきます。中英語以後、1650年頃までを初期近代英語といいます。なお、近代英語は中英語からの大母音推移を蒙ったため、両者の音韻組織は大幅に異なるものです。
最後に3つ目は近代英語と呼ばれるものがあります。近代英語は15世紀から16世紀にかけて、発音と綴りが著しく異なるようになりました。それまではfive(フィーヴェ)、root(ロート)、seek(セーク)、と綴りどおりに発音していたが、この時期から乖離がおき、現在の英語学習者の頭痛の遠因となります。
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